2018年3月9日
みなさま、こんにちは!
こどもの歯科治療って一体どんなことをするのだろう。予防って一体…
こども歯科について、知る機会って、あまり多くないのかな〜と思います。
なので、もしご自分のお子さんが「虫歯かも…」などなど、とゆうことで、坂井歯科を初めて受診されたときのおおまかな流れを、ざーっとご紹介させていただきます!
まず、
①おはなしを伺います
仕上げ磨きはしていますか?フッ素ジェルは使っていますか?どんなお菓子が好きですか?など、とにかくいろいろ、おはなしをさせて頂きます(^^)
そして、遠慮なさらず、気になることは、なーんでも聞いてください!
②お口の中をみます
最初からいろいろ器具を見せながら、とにかくおしゃべりしながら、どこが悪いのか、なぜそうなったのか、調べていきます。
歯医者さんは全然怖くない!まずは慣れてもらうことが大切です。
③必要であればレントゲン検査
お口の中に入れるフィルムも見せながらです。なかなか撮るのが難しい子も多いですが、ここはひとふんばり、頑張ってもらいます。
④お口全体の写真撮影(できれば)
これは初診時の記録となります。
これからどんなお口の変化がおこるのか、歯並びの経過を記録する意味でも、ぜひ撮らせていただきたいです!
⑤はみがきの仕方指導(TBI)
どこに汚れがついて、どこが虫歯になりやすいのか。スライドをみながら、衛生士が実際に指導いたします。
お好きな色の歯ブラシと、美味しい味の歯磨き粉を選んでもらって、ブラッシングをします。
⑥フッ素塗布
さいごに、歯ブラシをつかって、青りんご味のフッ素を歯に塗ります。
フッ素は9000ppmFと、かなり濃度高めで、歯の結晶を強く安定したものにしてくれますし、溶けかけた歯の再石灰化を促し、虫歯菌の活動性も下げてくれる、優れものです。
2〜3ヶ月に一度、定期的に塗るのが効果的です!
以上が、初診時の流れになります。
わたしたちは、なるべく歯を削りたくないと思っています。虫歯にも、削った方がいいものと、削らなくてもいいものがあります。歯を削った瞬間、その歯の寿命は短くなりますし、削ると二度と元に戻らないので、治療については、慎重に判断したいものです。
虫歯があるのでさっそく治療、そして虫歯がなくなったからおわり。ではなく、虫歯の治療が終わってからが本当のスタートなのです。
長くなりましたが、少しずつ、歯の予防処置、治療の方法、矯正のことなど、じっくりブログであげさせていただけたらな、とおもいます。